人間が聞き取れる音の高さ(周波数)は、20Hzから20,000Hzといわれています。
一方犬が聞き取れる周波数はおよそ65Hz~50,000Hzで、聞き取れる音の幅が人間よりも遥かに広いことから犬は人間が気付かない音を聞くことができるのです。
日常会話での周波数は250~4000Hzで、これを可聴域と呼びます。
犬が最も聞こえやすい周波数は8,000ヘルツ付近と言われています。
犬の場合、犬種やカラダの大小に関係なく、どの犬も同じような可聴域であるとされています。
垂れ耳・立ち耳どちらの形状の耳であっても聴力には関係ないとされています。
人間は16方向の音源しか判別できなかったことに対し、犬はその2倍の32方向の音源を聞き分けることができたという実験結果があります。
これは「耳介」と呼ばれる器官を、あらゆる方向に片耳ずつ自由自在に動かせる点が影響していると考えられています。
※耳介とは耳たぶのことです※
人の耳介は自由自在に動かすことはできません。
犬が小首をかしげるのは、右耳と左耳の位置を変えることで、より正確に音を聞き取ろうとしている犬にとっては自然な行動なのです。
犬の聴力は人間よりも優れており、1km以上離れた距離の音を聞くことが可能といわれており、障害物がなければ、それ以上の遠い距離の音を聞くことができるといわれています。
人が何も聞こえなくても、愛犬が耳をピクピクさせている時は、何か遠くの音を聞こうとしているのかもしれませんねぇ。
人間が年を取ると耳が遠くなることと同様に、いくらよく聞こえる耳を持っている犬でも加齢により耳が遠くなります。
切手は1981年ザイール発行の「国際障害者年切手」の中の一枚で、人の耳介が描かれています。
切手は1975年イスラエル発行の「環境保護切手」の中の一枚で、ジェット機の騒音が耳に入り込むのが描かれています。
切手は1990年イギリス発行の「英国王立動物虐待防止協会150周年記念切手」で、小首をかしげるカニス・ ルプス・ファミリアーリスが描かれています。
切手は1989年スウェーデン発行の「イヌ切手」の中の一枚で、小首をかしげるハミルトン・ビーグルが描かれています。
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