セントラルドグマとは、細胞がタンパク質を作り出す原理です
遺伝情報がDNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質」の順に伝達されるのをセントラルドグマといいます。
セントラルドグマ(Central dogma)は、1958年にイギリスの科学者のフランシス・クリック(1916~2004)によって提唱された分子生物学の基本原則のことです。
クリックは、1962年にジェームズ・ワトソン(1928~)、モーリス・ウィルキンス(1916~2004)とともに『DNAの二重螺旋模型を確立』によってノーベル生理学・医学賞を受賞してます。
セントラルドグマはすべての生物に共通している生命の基本原理となります。
DNAはアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)を4つの塩基を有していて、この配列が遺伝子情報のとなり、その情報によって種々のタンパク質が作り出されていきます。
切手は1995年ガイアナ発行の「20世紀の科学と医学の進歩切手」の中の一枚で、フランシス・クリックが描かれています。
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