オーパーツとは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる出土品や加工品などを指し、英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、つまり「場違いな工芸品」という意味です。
オーパーツの例としては、紀元前1000年頃の古代インカの遺跡から発掘された黄金のジェット、紀元前150年頃に沈没したアンティキティラ島の船から発掘された複雑な構造をしたアンティキティラ島の機械、ブラジルのアマゾンの熱帯雨林から発掘された紀元前2000年頃のものと推測される金の歯車などがあります。
これらの遺物は、当時の技術では作ることができなかったと考えられており、超古代文明の存在を示す証拠としてしばしば取り上げられます。
しかし、オーパーツのすべてが超古代文明の遺物であるとは限らず、中には後世の人間によって作られた偽物である可能性もあります。
また、オーパーツとされる遺物の中には、現代の科学技術では解明されていない技術で作られたものも存在しますがが、必ずしも超古代文明の遺物であるとは限りません。
オーパーツの真相は、まだまだ解明されていないことが多く、オーパーツは人類の歴史を再考するきっかけを与えてくれる存在であることは間違ありません。
オーパーツの代表的なものとしてヘッジスの水晶髑髏があります。
ユカタン半島にあるベリーズの古代マヤ遺跡ルバトュムの祭壇の下で1927年に発見され、発見者はイギリスの探検家フレデリック・ミッチェル・ヘッジス(1882~1959)が発見しました。
そのことからスカレの名前を関してヘッジス・スルカと呼ばれています。
透明な石英で作られた典型的なタイプで、正面から見て、高さ約13cm、長さ18cm、幅13cm、重さ5Kgの大きさで、頭蓋骨としてはほぼ実物大といっていいサイズです。
こめかみ部分と 骨の一部を除いて解剖学的にもほぼヒトの頭蓋骨を表現しててい、下顎骨部分は取り外しが出来ます
水晶ドクロには以下のような特徴があります。
下から光を射すと、眼窩に光が集中し、その光を凝視していると1分弱で大半の人が催眠状態に陥るとも言われています。
太陽の光を当てると全体が美しい虹色に光り、ロウソクの炎を当てると神秘的な紫色に光ります。
非常に精巧に作られており、当時の技術では作ることができなかったと考えられています。
現代の道具を用いずとも、時間をかけて磨いていけば人間の手でも髑髏への加工は可能と言われているが、人力による手作業では300年以上はかかるとする見解もある。
アメリカ先住民の伝説によれば世界に全部で13個の水晶髑髏が存在し、それらがすべて集まったとき、人類の起源、目的、運命、生命と人類の謎を知ることができ世界は救われるのだという。
実際には、水晶ドクロは偽物である可能性のあるものを含めて2012年の時点で既に19個発見されています。
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