バミューダトライアングルは、フロリダ半島、プエルトリコ、バミューダ諸島の3点を結んだ三角形の海域で、魔の三角海域とも呼ばれています。
この海域では、多くの船舶や航空機の失踪事件が報告されていることで知られていますが、正確には定義されておらずその範囲はさまざまです。
バミューダトライアングルで発生した最も有名な失踪事件の一つは、1918年に発生したUSSサイクロプス号の失踪事件です。
※USSサイクロプスは全長165メートル、幅20メートルほどの大きさで1万トンを超える大型の戦艦※
USSサイクロプス号は、1918年3月4日にフロリダ州キーウェストからプエルトリコに向かう途中に行方不明になりました。
乗組員239名全員が死亡したと推定されています。
1925年10月にフロリダ州ジャクソンビルを出港し、キューバに向かっていた貨物船コトパクシ号も行方不明になっています。
この船は32人の乗組員を乗せており、石炭を積んでいました。
捜索が行われましたが、船や乗組員は発見されませんでした。
1945年12月5日にアメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機14名(訓練生13名と教官1名)が訓練飛行中に消息を絶ったフライト19事件も有名です。
事件の起こった12月5日はバミューダトライアングルの日とされています。
バミューダトライアングルの日は、バミューダトライアングルに対しての認識や興味を持ってもらいたいという意味合いがあるそうです。
バミューダトライアングルの原因については、多くの説があります。
その一つは、この地域が磁気異常帯に位置しているため、船舶や航空機が迷子になってしまうというものです。
また、この地域には未確認生物が生息しているため、それらによって船舶や航空機が襲われたのではないかという説もあります。
しかし、これらの説を裏付ける科学的証拠はありません。
この地域で発生した失踪事件の原因は未だに分かっていませんが、バミューダトライアングルのミステリーは、多くの人々の興味を惹き続けています。
切手は1992年モルディブ発行の「宇宙の謎の小型シート」で、アメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機14名(訓練生13名と教官1名)が訓練飛行中に消息を絶ったフライト19事件と、1925年10月にフロリダ州ジャクソンビルを出港しその後行方不明となった貨物船コトパクシ号が描かれています。
コメント