聖杯はイエス・キリストが最後の晩餐で葡萄酒を飲んだ杯であり、アリマタヤのヨセフが磔刑になったキリストの血を集めて受けた杯です。

※アリマタヤのヨセフとは、新約聖書に登場するユダヤ人でイエスの遺体を引き取ったことで知られる人物です※

聖杯については、様々な意味や伝説があります。

聖杯は奇跡をもたらすと信じられており、その行方は謎に包まれています。

本物の聖杯は未だに所在が解っておらず、聖杯を探し求める人々は今も多くいます。

聖杯と呼ばれるものは世界中のさまざまな場所で、およそ200も存在するとされていますが、多くの学者から聖杯がこれまでに存在したことがあるかどうかすら疑問であるという意見も出されています。

バチカンが認めた聖杯がバレンシアの大聖堂の礼拝室に保管されています。

高さ7cmのメノウでできたこの聖杯は、考古学者により1世紀頃にエジプト~シリア~パレスチナあたりで作られたものだと推定されています。

はたして、本物のキリストの聖杯は存在するのでしょうか?

興味深い話です。


切手は1920年チェコスロバキア発行の「フス教徒切手」で、フス教徒がフス派の象徴の聖杯を持っているのが描かれています。



聖杯.チェコスロバキア.1920



切手は1977年ソ連発行の「古いロシア文化の傑作切手」の中の一枚で、黄金と大理石の聖杯の聖杯が描かれています。



聖杯.ソ連.1977


切手は2011年オーストリア発行の「神聖な芸術切手」の中の一枚で、クレムスミュンスター修道院のタッシロの聖杯が描かれています。



タットロの聖杯.オーストリア.2011