オルトン・グレン・ミラー(1904~1944)は米国のジャズミュージシャン(トロンボーン奏者、作曲家、アレンジャー、バンドリーダー)でグレン・ミラー楽団を結成し活躍した人物です。
1937年にグレン・ミラー楽団を結成後、1938年にRCA傘下のブルーバード・レコードと契約、翌1939年から「ムーンライト・セレナーデ」「茶色の小瓶」「イン・ザ・ムード」「チャタヌーガ・チュー・チュー」など次々とヒット曲を発表しています。
第二次世界大戦の勃発にともない1942年に陸軍航空軍に志願入隊し、慰問楽団を率いて国内外での演奏活動をおこない、第二次大戦末期の1944年12月15日にイギリスからフランスへ慰問演奏に飛び立った後、乗っていた専用機(UC-64)がイギリス海峡上で消息を絶ち、未だに遺体は確認されていません。
この飛行機事故の原因としては、彼の乗った飛行機(UC-64)の故障説、ドイツへの爆撃から帰還する途中のイギリス空軍の爆撃機が上空で投棄した爆弾が乗機に当たり墜落したとする説、イギリス軍機の誤射で撃墜されたとする説などがありますが未だにその真相は謎のままです。
彼の行方不明後も残された楽団員がリーダーとなり、"ニュー・グレン・ミラー・オーケストラ"として、現在まで世界各地で活動しています。
切手は1996年米国発行の「ビッグバンド・リーター切手」の中の一枚で、グレン・ミラーが描かれています。
切手は1996年ガンビア発行の「ラジオ センテナリー切手」の中の一枚で、グレン・ミラーが描かれています。
コメント