世界史ミステリーを一度休憩して、医学関係一番切手の続きを紹介をさせていただきます。

第24回目は、2022年5月シエラレオネから新型コロナウイルスの変異株デルタクロン株を描いた連刷シートの紹介です。

シート面上部には、DELTA+OMICRONとDELTACRONとCOVID-19 VARIANTの文字と、医療従事者とインカだコロナウイルスの変異株粒子、そして4枚の切手全てにDELTACRON(デルタクロン)の文字、デルタ株とオミクロン株の組換で発生したデルタクロン株(左上)、ワクチンの複数回接種と治療薬(右上)、デルタクロンと記載された試験管(左下)、ワクチンのブースター効果(右下)が描かれています。



デルタクロン.シエラレオネ.2022

デルタクロン株とは、デルタ株とオミクロン株との組換え体の変異株です。

組換え体とは、2種類以上の変異株に同時に感染することで、感染者の体内でそれらの遺伝子が混ざり合って発生するものです。

デルタクロン株は、2022年にキプロス大学のレオンディオス・コストリキス教授が発見したもので

デルタクロン株は欧州で複数見つかっているほか、タイ、ブラジルなどでも感染例が報告されています。