サイエンスフィクション作家の大御所ジュール・ガブリエル・ヴェルヌの世界を堪能してみましょう。
ジュール・ガブリエル・ヴェルヌ(1828~1905)は、フランスの小説家でサイエンス・フィクション(SF)の開祖として知られ、SFの父とも呼ばれています。
ジュール・ガブリエル・ヴェルヌ(1828~1905)は、フランスの小説家でサイエンス・フィクション(SF)の開祖として知られ、SFの父とも呼ばれています。
代表作としては『海底二万里』、『八十日間世界一周』、『月世界旅行』、『地底旅行』、『気球に乗って5週間』、『神秘の島』、『十五少年漂流記』など、全236作品がありますが、子供の頃胸をときめかしながら夢中で読んだ記憶があります。
彼の作品の中には当時としては存在しない技術が数多く盛り込まれています。
例えば、『神秘の島』では、登場人物が「水素と酸素からなる水がいつか燃料になるだろう」と述べ、水から取り出す水素が未来のエネルギー源になると予言しています。
『海底2万里』では、当時存在していない高性能潜水艦ノーチラス号を描いています。
『月世界旅行』では、人類初の月面旅行を描き、本書の登場人物の1人が宇宙空間で無重力を感じたという記述が記載されています。
この当時、科学者さえも宇宙空間における重力の有無を解明できておらず、彼が想像だけで無重力の描写を書いたのか、彼はどうして無重力の存在を知り得たのか不思議に思います。
彼の名言として有名なものは、『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』があります。
切手は1980年トーゴ発行の「ジュール・ヴェルヌ没後75年記念切手」で、彼の肖像が描かれています。


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