多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)は、中枢神経系の慢性炎症性脱髄疾患で、時間的・空間的に病変が多発するのが特徴です。この疾患はフランスの病理学及び解剖学者であったジャン・クルヴェリエ(1791~1874)によって1835年に初めて報告されました。この疾患で全経過中 ...
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2024年12月
切手が訴える-12.世界食料デー-
1945年10月16日に国連食糧農業機関( Food and Agriculture Organization of the United Nations:FAO)が創設されたことを記念し、毎年10月16日は、世界の食料問題を考える日として、国連により1981年から世界食料デー(World Food Day:WFD)として定められています。この催し ...
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切手が訴える-11.マスノスケと言う名の魚を知っていますか?-
マスノスケとはサケ目サケ科に属する魚で、英語名はキングサーモンのことです。マスノスケはサケの仲間でもっとも大きくなる種のひとつで、体長147cm、体重57kgになるものもいるそうです。国内で流通するものの殆どはアラスカやロシアなどからの輸入もの(主に海中で養殖され ...
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切手が訴える-10.オット・フォン・ゲーリケの半球を用いた真空の実験-
オットー・フォン・ゲーリケ(1602~1686)は、ドイツの物理学者、工学技師、かつ政治家でもあり、真空の研究で知られています。銅製の半球状容器(マクデブルクの半球)を2つ組み合わせ、その内部の空気を真空ポンプで排気すると、2つの半球は容易に離れないという実験で ...
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切手が訴える-9.クラッシュ症候群-
日本の皮膚科医である皆見省吾(1893~1975)が、1923年にクラッシュ症候群を初めて報告しています。皆見省吾はドイツ帝国留学中に論文を「Virchows Archiv」誌に寄稿していますが、これは第一次世界大戦の戦傷の腎不全による死者の病理学的検討です。1941年第2次世界大戦中の ...
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