血液の鉄人の医学切手の部屋

今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介します。

2021年12月

カエルツボカビ症は、ツボカビの真菌カエルツボカビによって引き起こされる両生類の致死的な感染症です。カエルの種によって感受性は異なり、アフリカツメガエルやウシガエル は感染しても発症しない事がわかっています。カエルツボカビ症は、カエルツボカビが、カエルの体表 ... もっと読む

1804年10月13日、華岡青洲(1760~1835)は、通仙散(別名麻沸散)を使って世界初となる全身麻酔をおこない、60才の女性の乳がん手術に成功しました。この偉業は米国で行われる40年以上前に成し遂げられています。この偉業の影には過去の麻酔薬の処方を改良し、延べ十数人のボラ ... もっと読む

日本ではドクハキコブラやドクフキコブラの名でよく知られていますが、本種一種のみでリンカルス属を形成する毒蛇です。南アフリカ、レソト、スワジランド、ジンバブエとモザンビーク国境周辺に生息していて、保有する毒は主には神経毒で、細胞毒も含まれています。 咬まれ ... もっと読む

ヘビ毒は、いずれも本体はタンパク質で、唾液などの消化液(消化酵素)が高度に進化したものです。毒蛇はこれらの毒液を顎の近くの毒腺に貯蔵していて、通常は獲物に噛み付くことによって毒牙から毒液が注入されます。中にはドクフキコブラ(ドクハキコブラとも言います)のよ ... もっと読む

蛇毒の研究者としては、野口英世(1876~1928)が有名です。単身渡米した野口は1901年3月、米国ペンシルベニア大学医学部教授のサイモン・フレクスナー(1863~1946)は蛇毒の研究の権威者であるサイラス・ウィアー・ミッチェル(1829~1914)に1901年3月紹介し指導を頼みました ... もっと読む

↑このページのトップヘ