2021年8月25日世界保健機関(WHO)は、30~79歳で高血圧症を抱える人が2019年に12億8千万人に上ったとの報告と、新たな治療指針を公表しました。高血圧症の患者は、1990年の6億5000万人から30年間でほぼ倍増したことになります。この増加の背景には、人口増や社会の高齢化の ...
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2021年08月
医学切手徒然話-84.MRI検査-
MRIとは、MagneticResonanceImagingの略語で、日本語では磁気共鳴画像診断と言い、機械は磁気共鳴画像診断装置と言います。※MRIは,Magnetic(マグネティック:磁気) Resonance(レゾナンス:共鳴) Imaging(イメージング:画像)の略※MRIは体の断層画像を撮影する装 ...
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医学切手徒然話-83.CT検査-
CT検査とはコンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)の略です。装置が回転しながら人体にX線を当て、その情報をコンピュータで処理して鮮明な輪切り画像を得る検査です。最近のCTでは厚さ1mm未満の輪切り画像を短時間で得ることが可能で、さらにそれらを用いて様々な3 ...
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医学史上の不思議-4.アテナの疫病-
古代ギリシャ文明を衰亡させた「アテナイの疫病」は、極めて悲惨な状況であったことが記録に残されています。古代のアテナイ(現代のギリシア首都アテネ)で紀元前430年頃に起こった感染爆発で、古代ギリシャの歴史家トゥキュディデス(紀元前460年頃~紀元前395年)が『歴史 ...
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医学史上の不思議-3.北里柴三郎とペスト-
日本の細菌学者、北里柴三郎(1853~1931)は、パンデミックが起こった1894年に香港へ渡り、ペスト菌を発見した結果有効な予防法、消毒法が実施され、治療法の研究も開始することが出来まし。ペスト菌は1894年6月14日、流行下の香港で北里柴三郎が発見し、滞在中にまとめた論 ...
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