聴診とは、患者の体内で発生する音を聴き取る診療行為です。聴診には聴診器を使う間接聴診と、直接体壁に耳をつけて聴く直接聴診とがあります。胸部聴診では心音や心雑音、頸動脈雑音、呼吸音などを聞き、腹部聴診では腹部血管雑音、グル音を聞く方法があります。聴診の意味 ...
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2020年12月
切手に見る医療行為-9.成分献血-
成分献血には血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。採血時間はおよそ40~90分程度かかります。献血可能な人は、18~69歳までの人で、65~69歳 ...
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切手に見る医療行為-8.HIV検査-
HIV検査には、大きく分類して以下の検査があります。①エライサ法 (Enzyme‐ Linked lmmunosorbent Assay:ELISA,Enzyme lmmuno‐assay:EIA)粉砕したHIV粒子を吸着させたトレイまたはビーズに希釈した披検血清を加え,37℃で一定時間加温後洗浄し,酵素と色素を加えその発色の度 ...
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切手に見る医療行為-7.眼底検査-
眼底検査とは、特殊な薬を眼に点眼して瞳孔を開き瞳孔の奥にある眼底を眼底カメラや眼底鏡という特殊な器具を使って観察して眼の奥の網膜や血管のほか、視神経を観察する検査です。この検査によって網膜剥離、緑内障、糖尿病性網膜症、動脈硬化、黄斑変性、高血圧症のほか脳 ...
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切手に見る医療行為-6.手術-
手術とは、患部を切り開き臓器の悪い箇所や腫瘍などの悪いものを取り除くことを言います。通称オペと呼ばれますが、これはドイツ語のオペラチオン(Operation)に由来しています。手術の目的としては、以下のように分類されます。1.病巣を取り除く切除。2.障害部位の組織や器官 ...
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