血液の鉄人の医学切手の部屋

今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介します。

2020年12月

病理学的検査は、病理組織検査と細胞診検査のふたつに大別されます。病理組織検査とは、患者から切除した組織の形態的変化を顕微鏡下で観察し、病変の状態を病理組織学的に診断します。切除した組織が、癌か癌でないのか、特殊な疾患の有無や炎症の原因などを検索し、治療方 ... もっと読む

尿検査とは、尿中に存在する細胞やたんぱく質、糖などにより身体の健康状態を調べる検査です。主に、腎臓系や尿路系の疾患を発見するのが目的ですが、これらの結果から糖尿病や肝臓病、膠原病や骨髄腫、がんなどの発見につながることもあります。切手は、1971年ベルギー発行 ... もっと読む

1895年11月8日の夜、ドイツの物理学ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン(1845~1923)は、陰極線の研究中に偶然に写真乾板を刊行させる極めて透過性の強いX線を発見しました。1895年12月28日、レントゲンは物理学・医学会で彼が撮影した妻の手のX線写真を供覧してX線の発 ... もっと読む

臨床検査とは、患者から採取した血液、尿、便、体液などを調べる検査と、直接生体を調べる検査です。第一回目として、血液学的検査について解説します。血液の中の赤血球の数や血色素の量から貧血の程度を調べます。血小板の数を調べて、出血しやすいかどうかを調べます。白 ... もっと読む

オランダの生理学者で医師でもあったウィレム・アイントホーフェン(1860~1927)は1903年に心臓から電気が発せられていることを発見し、心電図法(ECG/EKG)を発明した。心電図は、心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てる検査方 ... もっと読む

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