風眼とは、淋菌により結膜に急性の化膿性炎症がおこる病気で、急性結膜炎の一種で、膿漏眼(のうろうがん)のことを言います。言い換えれば、淋菌が眼に感染して起こる感染症です。症状としては、多量の分泌物が出て、結膜の充血や腫れがひどくなり、進行すると角膜潰瘍へ進み ...
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2020年11月
切手に描かれた病-7.リウマチ-
リウマチとは、ギリシア語の「流れ」を意味する「rheuma(リューマ)」に由来しています。古代ギリシアでは、手足の節々が痛む病気は、脳から悪い液体が流れ出し、関節にたまって痛みを発生していると考えられていました。「リウマチ」という全身にかかわる病いは人類の歴史と ...
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切手に描かれた病-6.百日咳-
百日ぜきは「百日ぜき菌」によって引き起こされる呼吸器系の感染症で、熱は出ないケースが多く、長期間のせきが特徴で、1~2カ月続くこともあります。百日ぜきになると以下のような特有な咳発作を起こします。百日ぜきに特有な咳発作は、夜間の方が、昼間より多い特徴があ ...
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切手に描かれた病-5.結核-
結核は、マイコバクテリウム属の細菌、主に結核菌 (Mycobacterium tuberculosis )により引き起こされる伝染性の感染症です。結核菌は、1882年にドイツの細菌学者ロベルト・コッホ(1843~1910)によって発見されました。日本では、明治初期まで肺結核は労咳(ろうがい)と呼 ...
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切手に描かれた病-4.壊血病-
6世紀から18世紀の大航海時代、壊血病の原因が分からなかったため、海賊以上に恐れらていました。例えば、バスコ・ダ・ガマ(1469?~1524)のインド航路発見の航海においては、180人の船員のうち100人が壊血病で死亡しています。初期段階では皮膚乾燥、食欲不振、脱力などで ...
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