人の体には外から体内に侵入した異物(ウイルス・細菌・寄生虫など)から身体を守るための免疫システムが備わっています。

働きが自身の体に悪い影響を与える状態がアレルギーで、体の持つ免疫機能が悪い働きをする症状です。

くしゃみ、発疹、呼吸困難などの症状を起こしてしまいます。

アレルギー疾患には、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支喘息、薬剤・昆虫アレルギーなどが含まれます。

要するにアレルギーとは、ある特定の異物(ダニやスギ花粉、食物など)に対して免疫が過剰に反応して、体に症状が引き起こされることです。

花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそく、食物アレルギーなど、一般的に「アレルギー」と言われるこれらの疾患は、Ⅰ型に分類されます。

アレルギーを引き起こす原因となる物質のことを「アレルゲン」または「抗原」と言いますが、I型アレルギーの場合、アレルゲンが体に侵入してきて早ければ15分~30分ほどでアレルギー反応が起こるため「即時型」とも呼ばれます。

一般的にアレルギーという場合、その多くはI型アレルギー反応を示しています。

※アレルギーは、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型と4種類に分類されていますが5種類に分類される場合もあります※


切手は1997年デンマーク発行の「喘息アレルギー協会付加金切手」で、植物の刺激でくしゃみをしている光景が描かれています。

この切手は植物によるアレルギー反応を描いた世界最初の切手です。

アレルギー.デンマーク.1997