竹下夢二(1884~1934)は、画家・詩人で数多くの美人画を残しており、その抒情的な作品は「夢二式美人」と呼ばれています。
彼の『宵待草』には、多 忠亮(1895~1929)が作曲し大衆歌として親しまれています。
また、多くの書籍の装幀、広告宣伝物、日用雑貨、浴衣などのデザインも手がけて日本の"近代グラフィック・デザインの草分け"のひとりともいえる存在です。
彼も結核に感染し、1934年9月1日早朝「ありがとう」の言葉を最後に残し49歳でこの世を去っています。
切手は1999年日本発行の「20世紀デザイン切手第三集」の中の一枚で竹下夢二が描かれています。
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