高杉晋作(1839~1867)は、幕末長州藩の尊王攘夷志士として活躍し、1862年上海に渡り海外状況を見聞し1863年長州藩の外国船砲撃直後の軍備強化を行い奇兵隊など諸隊を創設し、長州藩を倒幕運動に方向付けた人物です。

残念なことに彼は、肺結核で満27歳8ケ月の若さで死亡しています。

辞世の歌には『おもしろきこともなき世をおもしろく』と『おもしろきこともなき世におもしろく』の2つがありますが彼直筆による歌が残されていないため、正確なところは不明です。

四国艦隊下関砲撃事件には正使として和議を結び、のち藩論を討幕に統一、第二次長州征伐の幕府軍を打ち破る働きをしています。


切手は2017年日本発行の「高杉晋作没後150年のオリジナルフレーム切手」で、は肖像写真のほか、功山寺、晋作回天義挙像、伊藤博文と撮影した写真、晋作立志像、辞世の句碑、萩市が制作したロゴマークなどが描かれています。

高杉晋作.2017