梅毒はペニシリンの登場によって一時期撲滅されるかと思われていましたが、我が国ではここ数年間で爆発的大流行をしています。
1930年代のフランスでも梅毒は、性病の一つとして流行していました。
この対策のために公衆絵衛生運動切手と銘打って、梅毒感染対策切手を発行したわけです。
切手は1937年フランス発行の「公衆絵衛生運動付加金付切手」と称されていますが、梅毒感染予防切手で、女神が将来のフランスの国民を慈しむデザインで、梅毒感染予防を呼びかけています。
この切手は、梅毒感染予防切手として世界初のものです。
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