たいやきは美味しく、私も大好きです。

このたいやきの中に養殖ものと天然ものがあるそうです。

天然ものと養殖ものの違いは、たい焼きを作る『釜』にあるそうです。

養殖ものとは、生地を焼き型に流し入れて焼き、片側にあんこをのせて両側を合わせ、一度に6~10匹ほど焼き上げるものを言うそうです。

要するに一度に多く焼かれるたいやきを意味しています。

一方天然ものは一度に1匹~2匹までしか焼けない釜で作られたたいやきを言います。

天然ものは、一度に2匹ずつしか焼けずに焼き上がるまで時間がかかるのと、焼き方に熟練を要することからだんだん廃れて養殖ものに入れ替わったそうですが、天然ものは養殖ものに比べて皮のサクサク感を楽しむことができることから根強い人気があります。

そのために天然ものにこだわり焼き続けているたいやき屋さんも数多くあります。

皆さんはどちらのたいやきがお好みですか。

切手は2018年日本発行の「海外年賀切手」の中の一枚で、たいやきが描かれています。



たいやき.2018.


切手は2000年日本発行の「20世紀デザイン切手第15集」の中の一枚で、およげ!たいやきくんとその譜面が描かれています。


泳げたいやきくん.2000

【おまけ】

『およげ!たいやきくん』は、1975年にフジテレビの子供向けの番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナルナンバーとして発表された童謡です。

作詞・高田ひろお、作曲・編曲は佐瀬寿一、ディレクターは小島豊美で、子門真人が歌ったバージョンは、2021年3月現在、日本でレコード売り上げ枚数が最も多いシングル盤とされています。

売上枚数は452万枚とも言われています。

子門真人は買い取り契約だったため、売上げに応じた歌唱印税は支払われず、彼は23億円以上売り上げに対してレコード収入はたったの50000円の吹込料の支払いを受けただけでした。

このレコードの売上23億円に1億4000万円の物品税を国税庁は求めた結果、レコード会社と国税庁の間で論争が起き散々もめましたが、最終的に国税庁が「童謡」として認定し物品税1億4000万円は非課税となった経緯があります。

当時どの様な経緯で童謡と認定されて非課税となったかは定かではありませんが、レコードの付録だった「ぬりえ」が子ども向けの歌というレコード会社の裏付けとなり、童謡として認定されたとも言われています。