プラークに潜む細菌(ミュータンス菌など)が作り出す酸によって、歯が溶かされた状態が虫歯です。

虫歯の予防には歯磨きが重要ですが、歯磨き後の口のすすぎは何回すればよいのでしょか?

フッ素(フッ化物)を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。

要するに口の中にフッ素があることが重要となります。

そのことからむし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤が良いとされています。

歯みがきの後に何回も口をすすぐと歯みがき剤に含まれるフッ素が洗い流されて薄くなってしまうので虫歯の予防にはならなくなってしまいます。

歯磨き後の口のすすぎはごく少量の水で1回だけにし、更に1~2時間程度は飲食しないことにより再石灰化効果が高まり虫歯の予防になります。

国内で販売される歯磨き剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます。


切手は1954年オランダ発行の「児童福祉切手」の中の一枚で、歯を磨く少女が描かれています。



歯磨き.オランダ.1954


切手は1982年台湾発行の「歯科衛生切手」の中の一枚で、歯ブラシとコップを持つ少年と健康な大臼歯が描かれています。



歯磨き.台湾.1982


切手は1999年ベルキー発行の「赤十字切手」の中の一枚で、子供とぬいぐるみが歯磨きをしている光景が描かれています。


歯磨き.ベルギー.1999


切手は1987年アイスランド発行の「ヘルスケア切手」で、女の子が歯磨きをしている様子とともに、フッ素の含まれた練り歯磨きののチューブ(フッ素に由来するFluorの文字)が描かれています。



歯磨き.アイスランド.1987