フグは古来から日本人に好まれて食べ続けられてきましたが、 豊臣秀吉(1536~1598)が文禄・慶長の役(1598年)の際、フグを食べて死ぬ者が多くでため、「河豚(ふぐ)食禁止令」を出したといわれています。

その後江戸時代になっても武士に対してはフグを食べることを禁じる藩が多く存在していました。

反面庶民はフグを食していたようです。

明治になるまでフグを食べることは禁止されていましたが、1888年下関条約の会議中に春帆楼を訪問した時の内閣総理大臣伊藤博文(1841~1909)はブグを食べその美味しさに感動して山口県限定で伊藤博文によって解禁されることになります。


切手は1966年日本発行の「魚介シリーズ切手」の中の1枚で、トラフグが描かれた切手を貼った初日カバーです。



トラフグ.1966


はがきは1936年日本発行の「帝国議事堂竣工記念はがき」で、伊藤博文の肖像が描かれ、帝国議事堂竣工記念印が押印されています。



伊藤博文.はがき昭和11年


切手は2009年日本発行の「伊藤博文公没後100年(光市)オリジナルフレーム切手」で、伊藤博文の肖像とともに、ゆかり地や銅像、夫人の写真の切手が収められています。



伊藤博文.2009


切手は2009年日本発行の「初代内閣総理大臣伊藤博文公没後100年(光市)オリジナルフレーム切手」で、伊藤博文の年代別肖像とともに、旧宅・別邸・長州ファイブ・岩倉使節団などの切手が収められています。



伊藤博文没後100年.2009.博文の年代別写真


切手は2001年レソト発行の「国際切手展2001年記念小型シート」で、狩野光信(?~1608)筆の豊臣秀吉の肖像画が描かれています。


レソト豊臣秀吉.2001