フランス人外科医のオクターブ・テリヨン(1844~1895)は、1883年頃よりパスツールの提唱した「無菌法」を取り入れて手術を行い、1887年に『手術に使用する器具を160度で加熱、または蒸気消毒器で2~3気圧130度で処理すれば、薬品を使うことなく滅菌でき、手術を安全に行える』と発表しました。
ここに「蒸気滅菌法」が誕生することになります。
パスツールが提唱し、テリヨンが実行に移した「無菌法」は、その後の外科手術において患者は術後の化膿から開放されることになります。
テリヨンの「蒸気滅菌法」は、今日でも広く採用されています。
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