最高血圧とは、心臓が血液を送り出すために、心臓の筋肉をギュッと収縮させた時の圧力のことで、収縮期の血圧・最大血圧・最高血圧ともいいます。
最低血圧とは、心臓の筋肉が最も広がった時の圧力のことで、拡張期の血圧・最小血圧・最低血圧ともいいます。
最高血圧と最低血圧を測ることで血圧の正常値に当てはまっているかどうかを把握することができます。
家庭血圧の正常値は、最高血圧が135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満です。
診察室血圧の正常値は、最高血圧が140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満です。
従って高血圧とは、病院や健診施設などで測定した血圧値が、最高血圧140mmHg以上または最低血圧90mmHg以上の状態をいいます。
自宅で測定する家庭血圧では、それより低い135mmHg以上または85mmHg以上が高血圧とされます。
血圧が低いことがそのまま病的な状態であるとはかぎらないので、低血圧の基準も高血圧の基準ほどは重要視されておらず、臨床医によって意見の違いもあります。
現在、世界保健機関では世界共通の基準として、収縮期血圧100mmHg以下、拡張期血圧60mmHg以下を低血圧としています。
切手は1978年メキシコ発行の「世界高血圧月間記念切手」で、血圧計が描かれています。
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