「その国が赤新月社を設立するときにその社の定めた方向」が正しいのです。

ですから,左右どちら向きでもでも構わないことになります。


「標章使用規則」では,その第5条に「赤新月標章の形,方向について,いずれも制限がない」とされているためです。



切手は1965年エジプト発行の「世界保健デー切手」で、右向きの赤新月が描かれその中に世界保健機関のエンブレムが描かれています。


右向き赤新月.エジプト.1965

切手は1935年トルコ発行の「赤新月社切手」で、左向きの赤新月が描かれています。


左向き咳赤新月.トルコ.1935


切手は1978年チュニジア発行の「赤新月社付加金付き切手」で、献血者による献血が表現され採血された保存血液の瓶に左向きの赤新月が描かれています。



左向き赤新月.チュニジア.1978


切手は1998年マレーシア発行の「マレーシア赤新月社切手」で、救急搬送の光景とともにマレーシアの国旗とともに右向きの赤新月が描かれています。



右向き赤新月めマレーシア.1998