サツマイモ基腐病は2018年11月に沖縄で初めて発生が報告されて以降、サツマイモの生産に大きな打撃を与えています。

2020年になって被害は更に拡大しています。

サツマイモ基腐病は糸状菌(Diaporthe destruens)によって引き起こされるサツマイモの病気で、サツマイモがこの病気になると葉が変色して生育不良になり、根元が黒変して腐敗してしまいます。

このサツマイモ基腐病はおよそ100年前にアメリカで発見され、南北アメリカやアフリカ、ニュージーランドなどで被害が知られていましたが、この10年の間に、アジア地域でも被害が発生していました。

この糸状菌に感染したイモ本体や茎が土中に残ると来年の苗にも感染することから、土壌の十分な消毒や輪作で感染を防止するしか対策はありません。

サツマイモ元腐病の全国的な流行によって美味しいサツマイモが食べられなくなる危険性があります。

早く収まってほしいものですねぇ。



切手は2013年日本発行の「野菜とくだものシリーズ 第1集」の中に収められたサツマイモです。



サツマイモ.日本.2013




切手は2017年日本発行の「秋のグリーティング切手」の中一枚で美味しそうなフカフカの焼きイモが描かれています。



サツマイモ.日本.2017


切手は2009年マレーシア発行の「塊茎植物切手」の中一枚で、サツマイモとその葉と花が描かれています。



サツマイモ.マレーシア.2009