2021年フランスやスペインなど欧州の主要なワイン生産国の今年の生産量が、霜害や大雨など気候の変調がブドウの生育に影響したため、大幅に減少する見通しです。
イワン生産が世界的な気候変動の問題に直面しているとの認識を国際ブドウ・ワイン機構(International Organisation of Vine and Wine:OIV)が示しています。
※国際ブドウ・ワイン機構とは、ブドウやワインに関するあらゆる事を研究する機関で、フランスに本拠地を置き、現在加盟国は、2021年時点で47か国が加盟してます。
ワインの主要生産国28ケ国の生産量は約250億リットルにとどまり、2000年以降では、ブドウが記録的な不作だった2017年に次ぐ低水準となるとみられています。
特に世界のワイン生産量の45%を占める欧州連合でおよぞ80%を占めるフランス、スペイン、イタリアの生産の落ち込みが著しく、特にフランスは、ブルゴーニュ、シャンパーニュなどの主要産地が、春の季節外れの寒さによる霜害や夏の大雨、ひょう、病害などの被害を受け減産を余儀なくされています。
その反面南半球の南アフリカ、オーストラリアなどは天候に恵まれたため、生産は好調
となっています。
世界的な気候変動がワイン生産も大きな影響を及ぼしつつあります。
このままではヨーロッパワインの高騰により飲みづらくなりそうですねぇ!
切手は2006年スペイン領アゾレス諸島発行の「ワイン製造小型シート」で、ブドウの栽培、収穫、仕込み、熟成が描かれています。
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