クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(1797~1856)は、ドイツの作家、詩人、文芸評論家で、日本では、森鴎外が翻訳したのを始め、明治時代より多数の著書が翻訳されており、萩原朔太郎、佐藤春夫など多くの詩人に親しまれた人物です。
「なじかは知らねど心わびて/昔のつたえはそぞろ身にしむ」のハイネの作品『ローレライ』は特に有名ですねぇ。
1847年頃よりハイネは梅毒による麻痺で健康状態が急速に悪くなり、1848年には体半分が動かなくなり、5月のルーブル美術館訪問を最後に外出ができなくなり、1856年に死去します。
切手は1972年東ドイツ発行の「ハイネ生誕175年記念小型シート」で、彼の肖像と両サイドには生年月日と死去した年月日が記載されています。


切手は2001年イスラエル発行の「歴史的な人物切手」で、彼の肖像が描かれています。

コメント