・『吸血鬼(原題:The Vampyre)』

1819年にイギリス医師であり小説家のジョン・ポリドリ(1795~1821)が書いた散文小説。

この作品は近代的な吸血鬼物語として最初に出版されたもので、ファンタジー小説における吸血鬼というジャンルの生みの親と評されています。

・『吸血鬼ヴァーニーまたは血の饗宴(Varney the Vampire; or the Feast of Blood)』

ビクトリア朝時代(1837~1901)のイギリスで発行されていたゴシックホラー小説シリーズの主人公及びそのタイトルで、1845~1847年にかけて週刊誌に掲載され、1847年に書籍として出版されています。

著者はイギリス人作家のジェームズ・マルコム・ライマートーマス・ペケット・パーストです。

主人公の吸血鬼のフランシス・ヴァーニー卿は、鋭いを持ち、女性の首に噛みついて血を吸う様子が描かれ、現代において一般に知られる吸血鬼作品に大きな影響を与えた作品と言われています。

・『カーミラ(Carmilla) 』 は、アイルランド人作家ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇幻想文学またはホラー小説です。

この作品に登場する吸血鬼は珍しく女性で、この吸血鬼な襲われる者もすべて女性であり、レズビアニズム溢れる作品になっている。

1897年にブラム・ストーカーの発表した『ドラキュラ』に多大な影響を与えたため、本作はドラキュラの祖という評価が与えられています。

切手は1997年カナダ発行の「超自然現象切手」の中の1枚で、バンパイアが描かれています。


バンパイア.カナダ.1997


切手は2012年アイルランド発行の「ブラム・ストーカー死去100年記念切手」の中の1枚で、ブラム・ストーカーの肖像とともにバックにドラキュラのシルエットが描かれています。



ブラム・ストーカー.アイルランド.2012



切手は2012年アイルランド発行の「ブラム・ストーカー死去100年記念切手」の中の1枚で、女性の首筋に噛みつ吸血するドラキュラが描かれています。




ブラム・ストーカー死去100年.アイルランド.2012-2



切手は1997年イギリス発行の「1997年ヨーロッパ切手」の中の1枚で、老いたドラキュラが描かれていますが、この様に老いたドラキュラを描いた切手はこれ一枚と思います。



ドラキュラ.イギリス.1997