タラバガニは十脚目(エビ目) - 異尾下目(ヤドカリ下目) - タラバガニ科 - タラバガニ属に分類される甲殻類の一種で、タラバガニ属はタラバガニを含む5種がいます。

タラバガニという名称ですが生物分類学上はカニ下目ではなくヤドカリ下目に分類されていますが、水産業・貿易統計等の分野ではカニの一種として取り扱われています。

タラの漁場で取れるから鱈場蟹とつけられたそうです。

カニの王様と称されていますが、実際はカニではありません。

タラバガニは見た目はカニですが、ヤドカリの仲間に含まれます。

花咲ガニやアブラガニもヤドカリの仲間です。

カニの足は、ハサミを除いて左右それぞれ4本ずつ4対でが、タラバガニは、左右それぞれ3本ずつしかありません。

実は退化した足が2本隠れているんですが、分類学上では、カニではなくてヤドカリの仲間になるのです。


切手は1975年ソ連発行の「沖縄万博EXPO-75記念切手」の中の1枚で、タラバガニが描かれています。

タラバガニ.ソ連.1975



切手は1989年フランス領南方南極地域発行の「南極の動物切手」の中の1枚で、タラバガニが描かれています。


タラバ.フランス領南方南極.1989