マウソロス霊廟(Tomb of Mausolus)は、カリアを支配したヘカトムノス朝のマウソロス(?~紀元前353年)とその妻アルテミシアの遺体を安置するために造られた霊廟です。
紀元前353年から350年に建設されています。
建設された当時は、高さ約45メートルにもなる巨大なものだったそうです。
ハリカルナッソスの霊廟の美しさは、多くの古代の文献で讃えられています。
ギリシア人建築家のプリエネのピュティオスとサテュロスによって設計され、スコパス、レオカレス、ブリュアクシス、ティモテオスという4人の高名な彫刻家によってフリーズ(彫刻帯)が施されていたそうです。
ヨーロッパ圏で使用される単語「マウソレウム(一般に巨大な墓の意、英語:mausoleum)」はこの霊廟に由来しています。
紀元前334年、アレクサンダー大王の侵攻により、ハリカルナッソスは占領されましたが
この時も、霊廟は無事ではた。
以後、辺りが廃墟になってゆくなかでも、霊廟は1700年もその美しつを保ち建ち続けましたが、残念なことに15世紀初頭の地震によって倒壊してしまいました。
現在ハリカルナッソスの霊廟は跡形もなくその敷地には博物館が建てられています。
切手は1997年キューバ発行の「古代世界七不思議切手」の中の1枚で、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟が描かれています。
切手は1990年モンゴル発行の「古代世界七不思議切手」の中の1枚で、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟が描かれています。
切手は1980年ハンガリー発行の「古代世界七不思議切手」の中の1枚で、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟が描かれています。
コメント