アルテミス神殿(Artemisium)は紀元前7世紀から紀元3世紀にかけてエフェソス(現在のトルコ)に存在したアルテミスを奉った総大理石の神殿ですが、現在は原形をとどめていません。
アルテミスは、ギリシア神話に登場する狩猟・貞潔の女神で、小アジアの古代の商業都市エフェソスは、アルテミス女神崇拝の一大中心地で、この地にあったアルテミス神殿はアルテミスを祭りその壮麗さで古代においては著名でした。
アルテミス神に捧げられた最初の神殿は、紀元前625年に完成しましたが、キンメル人の攻略で破壊されますが、、紀元前550年頃にリディアのクロイソス王によって再建されまが、その後、紀元前356年に放火で再び失われ、紀元前323年に三度建てられましたが、修復されるたびに他民族の侵入によって、7回崩れ落ちて7度直されたといわれています。
再建の際には、アテネのパルテノン神殿に対抗した大規模な改修が行われ、奥行60m、幅120m、高さ19mの129本の柱に囲まれた神殿は、パルテノンの4倍もの大きさがあったと伝えられています。
現在のアルテミス神殿は復元された柱が1本残るだけです。
切手は2020年オーストリア発行の「エフェソスの発掘125年記念切手」で、エフェソス(現在のトルコ・西アナトリア地方)で発掘された多数の乳房を持つアルテミス女神像(エフェソス博物館所蔵)が描かれています。
切手は1997年キューバ発行の「古代世界七不思議切手」の中の1枚で、エフェソスのアルテミス神殿が描かれています。
切手は1990年モンゴル発行の「古代世界の七不思議切手」の中の1枚で、アルテミス神殿が描かれています。
切手は1980年ハンガリー発行の「古代世界の七不思議切手」の中の1枚で、アルテミス神殿が描かれています。
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