初回はギザの大ピラミッドを紹介します。
ギザの大ピラミッド別名クフ王のピラミッドは、エジプトのギザに建設された、世界の七不思議で唯一現存する建造物です。
クフ王(紀元前2589頃~紀元前2666頃統治)、カフラー王(紀元前2558頃~紀元前2532頃統治)、メンカウラー王(紀元前2532~紀元前2504統治)の3人によってつくられた3つのピラミッドのことを言います。
クフ王のものとされるピラミッドは、三大ピラミッドの中で最大で、高さ146.6m(現在の高さ138.8m)、ピラミッドの底辺の長さは約230mである
メンカウラー王のピラミッドは、高さ65.5m(現在の高さ62m)、基礎部分の一辺の長さ105m、底面積105㎡、勾配51度20分と三大ピラミッドのうち最も小さく保存状態がよくエジプトでいちばん美しいピラミッドと言われている、
カフラー王のピラミッドは3つピラミッドの中で中央に位置し、高さは143m(現在は136m)、底辺は215m、クフ王のピラミッドに次いで2番目の大きさになります。
見た目にはクフ王のものより高く見えますが、これは、高い台地に建てられているためです高さは約136m、クフ王のピラミッドは139mで王墓としては世界最大の規模を誇ります。
紀元前5世紀のギリシャの歴史家で「歴史の父」と称されるヘロドトス(紀元前5世紀、生没年不詳) がその著書『歴史(ヒストリアイ)』の中で、「クフ王のピラミッド」として報告していますが、この時点で建設から2000年以上経過していてました。
切手は1988年エジプト発行の「ファラオのピラミッド切手」で、左からメンカウラー王、カフラー王、クフ王のピラミッドとその上にはそれぞれの彫像が描かれています。
切手は2013年日本発行の「海外の世界遺産シリーズ切手」で、左からメンカウラー王、カフラー王、クフ王のピラミッドが描かれています。
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