大村 智博士(1935~)は、日本の化学者で北里大学特別栄誉教授でもあり、2015年ノーベル生理学・医学賞をドリュー大学のフェロー ウィリアム・キャンベル(1930~)博士と共に、「線虫感染症の新しい治療法の発見」の業績により受賞しています。大村博士の業績とは、土中にあ ...
もっと読む
医学の発展に貢献した日本人-6.高峰譲吉-
高峰 譲吉(1854~1922)は、日本の科学者、実業家、工学博士・薬学博士で、タカジアスターゼやアドレナリンを世界で初めて 抽出・結晶化した人です。1894年、デンプンを分解する酵素であるアミラーゼの一種であるジアスターゼを植物から抽出し"タカジアスターゼ"を発明し、 ...
もっと読む
医学の発展に貢献した日本人-5.鈴木梅太郎-
1910年、鈴木梅太郎(1874~1943)が米のヌカ(精米する時にでる果皮)からビタミンB1を発見しアベリ酸(後にオリザニン)と命名しました。しかし、世界に論文を発表する際、「新しい栄養素だ」という言葉を訳されなかった為、「オリザニン」は世界から認められませんでし ...
もっと読む
医学の発展に貢献した日本人-4.秦佐八郎-
秦 佐八郎(1873-1938)は、島根県生まれの細菌学者で、ドイツのコッホ研究所で免疫学を学び、1910年エールリヒと共同で梅毒の化学療法剤サルバルサンを発見した人物です。秦は、ウサギの睾丸に梅毒トレポネーマを接種し、そのウサギを使用して化学製剤の薬効を試すこと606番 ...
もっと読む
医学の発展に貢献した日本人-3.野口英世-
野口 英世(1876年~1928)は、1911年、梅毒スピロヘータの純粋培養に成功しますが、現時点まで野口の行った梅毒スピロヘータの培地による純粋培養の追試に成功したものはいません。1913年、梅毒スピロヘータを進行性麻痺・脊髄癆の患者の脳病理組織内において確認し、脊髄癆 ...
もっと読む
医学の発展に貢献した日本人-2.北里柴三郎-
北里 柴三郎(1853~1931)は、日本の医学者・細菌学者で、初代伝染病研究所(現在の東大医科学研究所)所長、日本医師会創立者、初代慶應義塾大学医学部長、初代北里研究所所長を歴任し、 日本の医学の発展に貢献した人物です。「日本の細菌学の父」、「日本近代医学の祖」と ...
もっと読む
医学の発展に貢献した日本人-1.華岡青洲-
華岡清青洲(1760~1835)は、世界で最初に"全身麻酔"を成功させた人物です。1804年10月31日、『チョウセンアサガオ(曼陀羅華)』に数種類の薬草を配合した『通仙散(麻沸散)』を用いて、乳がんの切除手術に成功しています。この全身麻酔は、"世界最初"で欧米に先立つこと40年前 ...
もっと読む