血液の鉄人の医学切手の部屋

今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介します。

輸液・補液とは種々の目的で血管内に血液以外の液体成分を投与する行為を総称して呼びます。血管内に少しづつ薬液を投与する方法は、一般的に点滴と呼ばれています。投与目的には以下のものがあります。・失われた水分や電解質の補充激しい下痢などで失われた水分と電解質の ... もっと読む

採血とは血液検査や生化学検査などの臨床検査を行うために生体から血液をとる方法です。採血する箇所としてはほとんどが静脈(静脈採血)からですが、検査の種類によっては動脈(動脈採血)からも採血します。人の体の中を流れる血液の量は、体重の13分の1から12分の1ですから ... もっと読む

注射とは、注射器を用いて直接体内に薬剤を注入する投与法を言います。注射の種類としては、下記のものがあります。1.皮下注射皮膚の下に薬液を投与。2.皮内注射表皮と真皮の間に薬液を投与。3.筋肉内注射筋肉内に薬液を投与。4.静脈内注射静脈の中に直接薬液を投与。5.動脈 ... もっと読む

別名超音波検査とも言われます。超音波診断装置を使用して、人が聞き取れない音波を検査する部位に当てて調べる検査で、体内のあらゆる部分の画像検査を実施することができます。※人の耳に聞こえる周波数の範囲は、おおよそ20Hz(ヘルツ)~20,000Hz(20KHz)といわれています ... もっと読む

切手の中には医療行為が正確かつ鮮明に描かれています。数回に渡り切手の中の医療行為を紹介していきたいと思います。輸血とはヒト由来の血液全体(全血)や血液の成分(赤血球・血小板・血漿)を補うという医療行為です。輸血が最初行われた当時は、血液そのものを補うという全 ... もっと読む

エイズとは、、後天性免疫不全症候群 (Acquired Immunodeficiency Syndrome:AIDS) の略称で、ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus:HIV)に感染した人が、免疫能の低下により23の合併症のいずれかを発症した状態のことをいいます。ヒト免疫不全ウイルスに感染し ... もっと読む

乳がんは女性のがんの中で最も数が多く、全てのがんに占める乳がんの割合はおよそ20%になっています。乳がんの死亡数は、大腸、肺、結腸、膵臓、胃のがんについで第6位で、死亡率でみるとおよそ9%%となっています。罹患数が多い一方で死亡者数が少ない理由は、初期で発 ... もっと読む

一般的に子宮がんと呼ばれるものは、子宮頸がんと子宮体がんのふたつがあります。比較的若い女性に多いのが子宮頸がんで、年配の女性に多いのが子宮体がんです。子宮頸がんと子宮体がんは全く別のがんです。地方自治体が行なっている子宮がん検診も、"子宮がん"と総称して呼 ... もっと読む

緑内障とは目が正常な機能を保てる「適正な眼圧」以上の眼圧のために、視神経が障害され、視野が欠けてくる病気です。一度障害を受けた視神経は、再生しないので緑内障は失明する危険を伴う大変怖い病気といわれています。緑内障は、40歳以上の17人に1人がかかる身近な病気で ... もっと読む

1748年、フランスの外科医で眼科でもあったジャック・ダヴィエル(1696~1762年)は 、白内障に対する新しい手術法として、「水晶体摘出術」を創始しました。彼は、8年間に434例の手術を行い、384例の成功例を収めました。彼の創始した画期的な手術法は、その後100年間にわた ... もっと読む

白内障とは、水晶体が灰白色や茶褐色ににごり、物がかすんだりぼやけて見えたりするようになることを言います。一昔前までは、「白底翳」(しろそこひ)と呼ばれていました。白内障になる原因としては、水晶体を構成する蛋白質であるクリスタリンが会合することで変性し、黄 ... もっと読む

ベーチェット病 は1937年 にトルコの皮膚医フルス・ベーチェット(1888~ 1948)によって発見された病気で、口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状の4つの症状を主症状とする慢性の全身性炎症性疾患です。現在では 自己免疫疾患の一種とされています。 ... もっと読む

マラリアはいつごろから地球上に存在していたかというと、その歴史は古くおよそ50万年前には存在していたと考えられています。そしてマラリアの発祥地は現生人類発祥の地でもあるアフリカ大陸と考えれています。マラリアは、"悪い空気"という意味の古いイタリア語である"mal ... もっと読む

高血圧(140/90 mmHg以上)は、日本人の三大死因のうちの二大疾患である脳卒中・心臓病など共に生命に関わる病気を引き起こす最も主要な原因とされています。高血圧は、自覚症状がないために"サイレント・キラー"とも呼ばれるように、日本における患者は約4,000万人と推定さ ... もっと読む

サラセミアは、ヘモグロビンを構成するペプチドの合成が先天的にうまく行われないため貧血になる病気で、地中海沿岸に多いので地中海貧血、地中海性貧血とも呼ばれています。サラセミアとは、酸素を運ぶ赤血球中のタンパク質のヘモグロビンを形成する4つのアミノ酸の鎖のうち ... もっと読む

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